京都といえば、古都のイメージ。
そのためか、訪れる方たちは和な食べ物を求めている気がします。
でも、地元民の私からすると、それってちょっともったいない気がするのです。
京都って、学生の街でもあるので、最近の美味しいものがたくさん揃っているんですよね。
特に注目して欲しいのが、ラーメン。
ラーメンなんてどこでも食べれる。
と思われるかもしれませんが、
京都には、さまざまな創意工夫が凝らされたラーメンがいっぱいあるんです。
中でも私がオススメしたいのが「高倉二条」。
高倉通りと二条通りが交差する場所に建つから「高倉二条」と
すごくわかりやすいお店です。
こちらのラーメンは、本当に独特。
スープは、魚介の味がしっかりと効いた強めの味わい。
そこに「これは、おそば?」と見間違ってしまいそうな全粒粉の麺が入っているんです。
この麺が強いスープに全然まけず、驚きの味をかもし出してくれます。
私はここのラーメンを食べてから、魚会系のラーメンが大好きになって、
いろいろなお店で食べているのですが、
ここほど濃厚なスープにはまだ出会ったことがないです。
しばらくすると、どうしても食べたくなる味。
魚介系ラーメンが好きな方には絶対オススメしたい味です。
ラーメンにも興味あるけど、やっぱり京都に来たからには和風のものが食べたい。
という友人には「十二段家」を紹介するようにしています。
京都御所からすぐのお店なので、観光にも便利なのですが、
早めに行かないと常に並んでいるのが難点。
中に入ると、人のおうちに上がるような、のんびりした雰囲気。
そこでいただけるのが、お茶漬けなんです。
お客にお茶漬けを出したら、帰っての合図。
なんていわれる京都ですが、こちらのお店に行ってももちろん帰らされることはありません。
それどころか、ふっくらと炊かれたおいしそうなご飯と、
これまた漬物好きにはうれしい、多彩な漬物の数々、
メニューによっては季節の一品をつけることができるので、
お財布に余裕があればそちらを食べます。
だって、その一品が本当に手が込んでいておいしいから。
「あぁ、京都の味だな」とほっとすることができます。
旅行に来た友達にも、お昼などにはこちらをオススメしていますね。
食べると「京都へいらっしゃい」と暖かく迎えられたような気分に
なるんじゃないかな、なんて期待しながら。
そのためか、行った友だちからはとても好評です。
そして、最後のオススメはデザート。
京阪三条の近くにある「からふね屋珈琲店 三条本店」はパフェの数がすごいんです。
本店には100種類のパフェがあるのですが、お店の入り口も圧巻。
そのパフェたちがサンプルとして飾られていて、
その色鮮やかさにテンションが上がらずにはおれません。
メニューも色とりどりで、スタンダードなチョコレートパフェから和風のもの、
そして「どうしてこんなものが?」と驚きを隠せないからあげなどが
乗った変り種パフェなどが揃っています。
一度行くと、通いたくなること間違い無し。
京都に来るたびに、きっと訪ねたくなると思いますよ。